ビルの谷間の街路樹で、蝉が鳴いていた。
低い場所で、のろのろと木に登りながら鳴いていた。
そろそろ寿命だろうか・・・
「その夏最後まで生き残った蝉は、どんな気持ちだろう・・・。」と何年か前に二女が言った。
長い地中の生活を終えて土から出たけれど、すでに夏の盛りは過ぎてたった一匹生き残ったら・・・・。
夏の終わりに、道端で動かなかった蝉を見ると思いだす。
孤独なその蝉は、どうするのか・・・
たぶん、それでも鳴くのだろう。
蝉だから、蝉としての命をまっとうする為に、メスのいない秋風の中、きっと鳴くだろう・・・
二女の疑問は、哲学的なのか幼稚園児並みなのか・・・
何を考えていたのだろう・・・
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低い場所で、のろのろと木に登りながら鳴いていた。
そろそろ寿命だろうか・・・
「その夏最後まで生き残った蝉は、どんな気持ちだろう・・・。」と何年か前に二女が言った。
長い地中の生活を終えて土から出たけれど、すでに夏の盛りは過ぎてたった一匹生き残ったら・・・・。
夏の終わりに、道端で動かなかった蝉を見ると思いだす。
孤独なその蝉は、どうするのか・・・
たぶん、それでも鳴くのだろう。
蝉だから、蝉としての命をまっとうする為に、メスのいない秋風の中、きっと鳴くだろう・・・
二女の疑問は、哲学的なのか幼稚園児並みなのか・・・
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