存在してても気づかれない。特に役にもたってない。それでも、元気にやってます。
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9月のはじめに、伯父が亡くなっていた。
母は私と妹には、遠いし仕事しているから連絡しなかったという。
でも、妹と2人実家に母を見に行きがてら、お線香だけでも・・・と行った。

無口でまじめな伯父だった。
だから声すら思い出せないような伯父だった。
最後に会ったのは、1年前の別な伯母の葬儀場だった。
わずか2週間の入院だったという。
去年亡くなった伯母も、最後は病院だった。
私の祖父も家に帰りたいと言いながら、病院で逝った。

伯父のところの従姉妹は、2人が看護師の資格を持っている。
入院を拒む父親をギリギリまで自宅で様子を見たが、体調がほんとうに思わしくなくなり、医者に連れて行ったら入院となった。
自宅帰りたいと頼む父親を、看護師が2人いても連れ帰れなかった。

父の時にも思った。
もう、回復の見込みがない患者なら、本人が自宅に帰りたいと懇願したなら、全ての処置を止めて連れ帰る事はできないのかと。

伯母は、伯父を医者に連れていく最後の朝を話した。
「あれが我が家でのお父さんの最後の姿になるなら、もっと家の中を見せてあげればよかった。」と。
遺影の写真は、私の父のお葬式に行く日に、玄関先で伯母と二人で末娘に撮ってもらったものだと言う。
レンズの向こうにいる娘に、穏やかな父親の笑顔をみせている伯父だった。

自宅で家族に見守られて逝くという事は、難しい時代になったのですね。

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【2011/09/18 23:13】 | 記憶のかけら
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