存在してても気づかれない。特に役にもたってない。それでも、元気にやってます。
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義父は、リハビリの施設にいます。
一時は命が危なかったのですが、2度の手術を乗り越えて回復しています。
彼は自宅に帰りたがっていますが、在宅介護は綺麗事では済まされません。

義妹がドライブに誘ってくれたので、不謹慎かもしれませんが名取に連れて行ってもらいました。
家の土台だけ残して、ただ広がる何もない土地。
塩害の処理をするトラック。
義妹の案内で見る名取は、2年経っても復興など感じられない。
土台しかない住宅後には、花や供え物がある。
その中に、こいのぼりを見つけた。
ここには、男の子がいたに違いない。
胸が詰まり、引き返した。
倒壊している建物は、ほとんどない。
地震ではなく津波で失われたのだ。
日和山から見る命を分けた高速道路は遠い。
命を分けたのは、津波に巻き込まれたかどうかだけ。
義妹の知人の亡くなった話を聞いた。
身内を心配して駆けつけて亡くなった人たちもいた。

80半ばの義父は、生きている。
80代の義母も実母も、生きている。
周りの人たちの助けで、今生きている。

仙台駅前の青葉通りは新緑が美しく、杜の都仙台は東北1の都市だ。
駅前は震災の影響など感じられず、東京と変わらない賑やかさだった。

様々な思いをそれぞれの胸に抱き、私達夫婦は新幹線に乗った。
新幹線からの車窓は、水を張った田んぼに空がうつり、悲しいくらいに美しかった。



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【2013/05/10 12:06】 | 旅行&お出かけ
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