存在してても気づかれない。特に役にもたってない。それでも、元気にやってます。
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息子の先輩達との、戦いの日々が終わった。
先輩達とグラウンドでチームメイトとして走る事はない。
昨日、ついに終わってしまった。
こちらを研究し予想外な攻め方をされ、追撃したものの力及ばず・・・。

「おまえたちを、○○に連れて行けなくてごめんな。」
コーチの真っ赤な目に、少年達は抑えてきた想いがあふれた。
かつて、このコーチが恐ろしかった息子。
仲間の中には、このコーチについてこれなかった者もいた。
しかし、今年度彼らのメンバーで骨折した者はいない。
苦しい練習は、怪我をしない体をつくったのだ。
彼らとコーチの間には、今は信頼感という絆がある。

3年生の先輩達は、これで引退。
今後は高校の部に合流してゆくのだろう。
主将の挨拶に胸が苦しくなったという息子。
「もう、○○先輩のパスを受けられなくなると思うと、グサグサきた。」
帰宅直後に、息子がいった言葉だった。
先輩のパスを最も多く受けた息子。
先輩のパスは強いので、みんなが敬遠した。
押しつけられ、いつしかその役割になった。
先輩の練習相手に、最もご指名が多かった息子だった。
試合中もそれ以外でも、彼を最も見つめてきたのは息子だったかもしれない。
彼の背中を見て、彼の声を聞き、彼の動きに連動した。
良い事ばかりではなかった。
彼ら先輩が、最も辛い日々を息子は見ていた。
「先輩は裏切れない。」
その日々を息子もまた、耐えた。
一つのチームができるまでには、それぞれのドラマがある。
息子は1試合でも多く、先輩達をグラウンドに立たせるために頑張ってきた。
そして、昨日終わった。
「先輩の挨拶にグサグサきた。」
そう言いながらも、その内容は「覚えていない。」と言っておしえてくれなかった。
「グサグサ」とは、感極まって胸が締め付けられる思いのようだ。
息子の想いが溢れそうになった次の瞬間…
高校の顧問が「高校でまっている」と言ったので、涙も引っ込んだと笑った。
息子は、泣かなかったらしい。
「○○先輩と共に引退する」などと冗談を言っていた息子。
息子が決心した、自分の役割は果たせた。

試合直前、息子は突き指をした。
小指は腫れていた。
夜中、寝込んでいる彼の指に湿布を貼った。
朝、彼は何も言わなかった。
試合中、一回だけ指をちらりと見た。
痛んだのだろう。
帰宅し食事をすると、風呂にも入らず彼は寝込んでしまった。
直前にのぞいた時は、ぼんやりとベッドの上に胡坐をかいて本を読んでいた。
何かを考えているようだった。
次のステージには、先輩達はいない。
彼の前途は、困難が山積している。
さて・・・どうする?

今朝、彼は3時に起きてしまったらしい。
シャワーを浴びて出て行った。
全ては過去形になった。
何かを考えているらしい。


私は今朝から、力が入らない。
この数カ月、彼の健康管理に神経を使って来た。
これは、全てのメンバーの母親の共通した思いだろう。
全てが過去形になった今、この想いは何なのだろう?
喪失感?燃焼症候群?
緊張がぷつんと切れた感覚?

親ですらこうなのだから、当事者はこの比ではないのだろう。

息子の1年を振り返る。

「奮闘」

彼の今年の書き初めだった。

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【2007/11/19 16:35】 | boys&girls
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2007/11/19(Mon) 16:50:48 |  クチコミコミュニケーション
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