存在してても気づかれない。特に役にもたってない。それでも、元気にやってます。
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今年も実家に行けなかった。
理由は・・・いろいろ・・・。
高校の頃、正月の生け花を買うのは私の役目だった。
年末のスーパーの花売り場で、思い出した。
母は剣山に活けていた。
今年も床の間には、綺麗な花が飾られているのだろうか。
吸い寄せられるように、買ってみた。
金銀に塗られた枝。
菊や南天・・・?千寿、万寿・・・?
でも・・・こんな感じだった。
私は水盤が無いから、洋風の花器にさした。


昔話を思い出した。
若くして死別する母親が、幼い娘に言い残す。
「どうしても寂しくて仕方なくなって私に会いたくなったら、これを開けなさい。
私はいつでも、あなたのそばにいます。」
娘は歯をくいしばってがんばって生きる。
年月が立ち、ある時娘は耐えきれない悲しみに、母の言葉を思い出しその遺品を開ける。
母を恋い慕いのぞくと、そこには亡き母がいた。
・・・そう、それは娘自身だったのだ。
中にあったものは、鏡だったのだ。
いつしか彼女は、母と同じような年になっていた。
・・・そんな話だったと思う。


少女時代にこの話を読んだ。
今思い返すと、なんと深いことか・・・。


私の鏡の中には、亡き父がいる。
私の中に父の面影を見る。
一日に何度も思う実家の母もいる。
・・・少し、疲れた顔をしている。
今年は、鏡の中の両親を、もっと幸せそうな笑顔にしよう。


ふと、見回せば、娘達や息子の中にも、両親の面影がある。


「私はいつでも、あなたのそばにいます。」

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【2009/01/06 15:48】 | 記憶のかけら
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