存在してても気づかれない。特に役にもたってない。それでも、元気にやってます。
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GW後半は、結局妹宅訪問と息子の部活の試合観戦で終わった。
子供達はそれぞれ友人とのイベントがあり大忙しだったけど、夫が体調不良の私たちは、仕事をしながら過ごしていた。
甥が静岡の大学から戻っているのに合わせての訪問だったが、最寄り駅を降りると、前に彼がいた。
後ろから脅かすと、彼なりのリアクションで一応地味~に驚いてくれた。
なんだか痩せていた。
それでも好きな学問を学んでいるという事で、楽しそうだった。
義弟は飲み仲間の夫が来なかったので寂しそうだったが、そこはめげないヤツだから、私の子供である甥や姪をからかっていたが、飲み過ぎとなり翌日は二日酔いでダウンしていた。
おいおい、その年になったら二日酔いは卒業してもいいんじゃないかな
妹の次男はバイト初出勤だった。
ちょっと、私でも敬遠したいと思うキツイバイトだけど、頑張ってきたらしい。
健闘を祈る!

さて帰宅し、息子の試合の日。
早朝から見送って、観戦に行かないで仕事をする事にしていたのだが、彼が救急バックを忘れたとメールが来た!
試合会場は東京のはずれ・・・地図帳を広げ会場を探し、最寄り駅に最も早く着く交通路線をパソコンで検索した。
前半戦には間に合わないが、後半戦には間に合うだろう。
怪我の多いスポーツで救急バックが無いというのは、息子一人の問題ではない。
会場に着くと、後半戦が始まっていた。
我が子の姿を探す。
グランドで見る息子は先輩達の中で小柄に見えた。
雨が降る中、ボールを追いかけ、走り回る息子を目で追う。
やはりラグビーとはハードなスポーツだ。
倒され倒しの連続!
彼のチームは優勢に見えた。
しかし敵にボールが取られ、凄い勢いで突進してくる。
仲間が数名かわされたその時、息子が反対側から猛ダッシュで走りこんでいる姿が目に入った。
彼は先回りして、敵の進路に立ちはだかろうというのだ。
・・・無理!
ぜったい無理!
体格が違い過ぎる。
彼はよく、家でふざけてタックルの真似をする。
超スローでやるし、私達がバランスを崩した時点で支えてくれるので危なくは無いのだが、態勢を低くするのが効果的なのはわかる。
やはり危険なので日頃、私はよく叱っていた。
しかし、相手が違う!
私達のような軟弱者ではない。
私の脳裏によぎった光景は、以前野球の試合で友人のキャッチャーが、3塁から突っ込んできたランナーにタッチしようとして、おもいっきり弾き飛ばされた姿だった。
キャッチャーは小柄だったけど・・・・ランナーは女子だったというオチまで付いた悲しい記憶。
私の不安をよそに、彼は腰を落とした。
彼の後ろには仲間が来ていない。
ここで押さえなかったら、確かにマズイ・・・
次の瞬間、彼は見事に敵を捕らえたのだ。
応援に駆けつけた仲間達と敵の援軍の人ごみの中で、彼の姿は確認できなくなった。
角砂糖に群がる蟻のようだ。
ボールがどこからか飛び出し、また人々が走り出した。
・・・息子は、倒れていた。
どうやら押しつぶされたらしい。
一瞬、心臓が速くうった。
息子は次の瞬間跳ね起きて、また走り出した。
雨で濡れたグランドで、彼の右半身は魚拓のように泥だらけだった。
毎回3回は洗わないと泥が取れなかった理由がわかった。
試合はワンサイドゲームのようだった。
試合終了、彼らは身なりを整えて整列し、味方の陣地と敵陣地に挨拶をした。
私はさりげなく下がり帰路についた。
そう・・・あれが「ノーサイド」ってヤツなのね。
試合が終われば、敵も味方も無い、共に健闘をたたえる。
私はそういうのって、わりと好き。
大学野球でも、敵が校歌を歌っている時は、決して音をたてない。
エールを送りあったりする。
なんか、そういう紳士的なところがカッコイイ!

以前私は息子の「追っかけ」だった。
少年野球の時みたいに、彼の試合を観戦するのもいいかもしれない。

雨が強くなる中、私は思った。
「帰ったら、お風呂を用意しなきゃぁね。」

【2007/05/09 16:14】 | boys&girls
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