存在してても気づかれない。特に役にもたってない。それでも、元気にやってます。
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少し前まで夏休みには、毎年妹一家と海に行った。
帰りの車中で、ぼんやりと街道の家々に咲くのうぜんかつらを眺めていた。
ひまわりや朝顔のように話題にはのぼらなかったが、私の中では「夏の思い出」の花だ。
けれど、その花の名を知らなかった。
安藤裕子さんの「のうぜんかつら」を聞いて、はじめて知ったのだ。

今年の夏も、我が家の周りにも咲いているその花を見る。
今年は秋が早いのか、まだ8月だというのに「夏の終わり」のような気だるい木々の葉だ。
緑に勢いがない。
はしゃいで騒いだ夏が終わる・・・・。
花火の残像のような、せつなさ・・・。
遊歩道の桜並木も、ちらほら黄色の葉っぱがみえる。
夕暮れに見るのうぜんかつらは、夕焼けのオレンジ色とかぶり悲しげだ。
祭りの後のような・・・・静けさのなかで揺れている。

今朝、実家の夢を見た。
遊歩道の桜並木を、ベンチに座って眺めながら、母に電話をした。

のうぜんかつらの歌詞を思い出し、空を見上げた。
気丈な母が、父が逝く瞬間我を忘れて声を出し父を抱きしめた。
娘の前で、一瞬母が見せた姿・・・。
あの時の母の声が、まだ耳に残っている。



電話を切って、空を見上げた。

その足で西瓜を買った。
カットされたものではなく丸ごと一個。

・・・丸ごと一個買える事の幸せをかみしめる。

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【2009/08/27 00:25】 | 記憶のかけら
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