存在してても気づかれない。特に役にもたってない。それでも、元気にやってます。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

彼岸の中日。
花屋で父の写真に飾る花を探した。
都忘れが目に入った。

「この花、なんていうか知ってる?」実家の庭で母が言った。
「都わすれ」と私。
「あら、知ってたの。」母はつまらなそうに笑った。
あれは・・・いつの事だったろう。
もう、父は他界していたように思うが・・・。


以前アリスの曲で、その花の名前を知った。
どんな花だろうと調べたのだ。
可憐な紫の菊のような花だった。


母は「紫の色が濃いのと薄いのと悩んだ」と話したように思う。
私は個人的には、濃い色の方が好きだったが・・・母はどっちだと言ったのだろうか・・?
あの時、母はどんな話をしたろう・・・。
ありふれた母との会話。
母は、何を話したのだろう・・・。
思い出せないことが、悲しかった。


伸ばした手を引っ込めて、私は白い小菊を買った。


「都わすれ」・・・その名が、なんだか寂しかったから。

FC2blog テーマ:季節を感じる - ジャンル:ライフ

【2010/03/21 19:22】 | 記憶のかけら
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。