存在してても気づかれない。特に役にもたってない。それでも、元気にやってます。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

息子が携帯電話の会社を変えたいと言い出したのは、去年の事だった。
友人達と同じ機種にした方が、料金が安くなるとう理由だった。
彼の携帯電話は2年契約だから、途中解約となれば違約金がかかる。
そこで、期間が満了したらという約束にしていた。
違約金がかからないのは、来月だった。
ところが・・・あのバカがもう3週間という今、携帯を瀕死の状態にした。
ヤツの携帯は2年もたっていないのに、足掛け5年使っている夫の携帯よりひどい状態だった。
通学バックの中で、スパイクや水筒、弁当箱に電子辞書・・・あらゆるものの中に無造作に放り込まれていたからだ。
過去、水筒の水が漏れての水没、液晶の破損・・・様々な事故があった。
先月には、電子辞書の液晶が壊れたばかりだ。
2年弱の間に、修理に出した事があったにもかかわらず・・・痛々しい状態だった。
「壊れてしまえば、母ちゃんも買うだろう・・・」なんて思ってはいないだろうかと疑うほどだ。

可愛そうな彼の携帯は、外側だけでなく・・・機能までおかしくなってきた。
もう3週間などもちそうに無かった。
万が一の事があったら・・・データも失うだろう。
一刻を争う事態になった。

そこで私の提案
①夫の携帯を新しく買って、それを3週間使ってもらう。
②お客様サポートを利用して、5,250円でフレッシュ品を送ってもらい3週間利用。その後、夫が使うから無駄にもならない。

しかし、一日でも早く友人達と同じ機種にいたいバカ息子は、両方拒否。
自分が半額負担するからと、途中解約を申し出る。

押し問答している間に、携帯の状態は増す増す危険な事態に。
結果的に、息子の意向を通した。
しかし、新しい契約の名義は息子本人で、料金は彼の名義の通帳にする事にした。
携帯電話の引き落としを、実感してもらうためだ。
次女の携帯は、いまだに私の名義だが、引き落としは彼女の通帳だ。
大学に入ってからは、彼女の携帯電話料金は、彼女が払っている。
名義変更する手続きが面倒なので、そのままになっているが、事実上ノータッチだ。
それでも名義が私なので、アクシデントがあれば、私が巻き込まれている。
息子も後1年半で高校卒業だ。
この機会に名義も変更しようと思ったからだ。
そろそろ、通帳管理や金銭管理を教育する時期に来ていると判断したからだ。

彼にパンフレットで欲しいものに印をつけるように言っておいたので、彼が欲しいものはわかっていた。
しかし、ここまでの経緯もあったし、彼はケチな母親が、乗り換え優遇のゼロ円携帯しか許可しないと思っていた。
だから、ほんとうに欲しかった物を言わず、ゼロ円携帯の間を行ったりきたりした。
どれもほんとうに欲しい物ではないから、妥協の決心がつかないようだった。
・・・彼は8ヶ月待っていた・・・。
親に経済的に負担をかける事に遠慮して、本音を言わない姿が、少しいじらしかった。
携帯でけんかした事も忘れ、ほんとうに欲しい物は何なのか聞いてみた。
申し訳なさそうに、二つ選んで「・・・でも、ゼロ円じゃないから・・・。」と言った。
彼のその言葉を聞いて、私は言った。
「せっかく買うのだから、本気で欲しい物にしましょう!」
二つのうちの安いほうにした。
私は個人的には高いほうが好みだったが・・・1万円も高いし・・・そこまでやったら甘やかし過ぎだと思ったからだ。
けれど今、高いほうにしてやっても良かったかなと・・・ちょっと後悔している。
2年分割にしたし、2年後に買い換える携帯は彼本人が買うだろう。
親が買い与える最後の携帯となっただろうから。

彼はケチな母親のこの大胆な対応に困惑したのか、嬉しいはずなのにポーカーフェースだった。
思春期の男子は面倒だ。
感情を素直に表現できなくて、不自然にむしろ不機嫌に見える態度だった。
でも私はわかっている。
自分名義での書類に、必要事項を書かされたりして、ひどく緊張していたのだ。
料金プランなど違う会社なのでよくわからないが、母親が店員と次々に決めていくのを聞いていた。
完全な親の管理から、外されていく事に、彼は少しずつ自分が大人扱いされていく事を実感しているようだった。
今まで、自分のプランがどうなっていたかもわからなかった彼に、どのプランが彼のニーズにあっているか説明をして、理解してもらいながら契約をすすめた。
大人扱いをされて照れていたのかも知れない。

受け取れるまで、時間があった。
部活後で昼食も食べてなかった息子に「何か食べようか。何がいい?」と誘った。
「メシ!米がいい!」
考えてみたら、娘達とはいろいろショッピングしたりして、ランチしたりお茶したりしたが、息子と二人で外食した事はあったろうか?
小学生の頃、ファーストフードに入った事はあったが、その後はあっただろうか・・・?

息子と二人で、牛タンを食べた。
やはり彼は緊張して、不機嫌そうな顔をしていた。
そのくせ、店内を観察するようにチラチラ見ていた。
そんな彼が面白かったが、私もまた知らんふりをした。
小学生の時は野球、中学はラグビー、今は陸上。
確かに彼が気にしているように、運動三昧でそれ以外の経験が不足していそうだ。

気づけば、彼も17歳だ。
子供は、いずれ巣立つ。
親と同じ会社の携帯電話より、友人達と同じ電話の方が都合がいいのだ。
ご飯をおかわりする息子を眺めつつ、その成長を思った。


追伸
息子と母の楽しいランチの様子は、また今度。

にほんブログ村 子育てブログ 高校生以上の子へ
にほんブログ村




FC2blog テーマ:中高生の親 - ジャンル:学校・教育

【2010/08/12 01:36】 | boys&girls
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。