存在してても気づかれない。特に役にもたってない。それでも、元気にやってます。
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「さざなみ」で、南房総へ。
車窓から真っ赤な彼岸花が幾度も目に入りました。
今年は、暑かったせいか開花が遅れたのかもしれません。
母を窓際に座らせました。
広い窓から外を眺めていた母は、突然広がった海に目を輝かせました。
「海よ!」
母は、小さな女の子のように声を上げました。
そしてトンネルに入る度に、がっかりしました。
そんな母の様子に、この旅を提案した妹は嬉しそうに微笑みました。
母の荷物は、小さなバッグを除いて、全て妹が持っていました。
私は引率であり切符やホテルの対応をしていたので、妹が母の身の回りを注意していました。
姉妹というのは、こういう時に自然と役割分担するものです。

館山の駅で、鳥の声がしました。
都会ですっかり心が汚れている私は、駅のホームでスピーカーを探していました。
スピーカーは見つけられず、私と妹は野鳥の声なのか、録音されたものなのか判断がつきませんでした。
母はそんな私達姉妹に
「あれは・・・鳥の声よ。」と微笑みました。
・・・それは、わかってるんだけど・・・と二人で笑いました。
近くにいたカップルが、そんな私達に肩を震わせて笑いをこらえていたと、後で妹に聞きました。
あれは・・・どっちなのか、ついに駅員に聞く事もできませんでした。

館山駅1

館山駅2

館山駅は、出口の反対側では雰囲気が違いました。

私達が予約したホテルは、千倉にありました。
そこで乗り換えになりましたが、階段がつらい母には駅にあるエレベーターがありがたかったです。
母を連れてはじめて感じたバリアフリーの必要性です。
千倉駅には、エレベーターは無く、ゆっくりと階段を登ってもらいました。
その階段も、駅の階段と言うより・・・歩道橋のようで屋根もありません。
お天気に恵まれた事に感謝しました。

千倉駅は、可愛い駅でした。
レンタル自転車がありました。
妹夫婦は利用した事があると言いますが、妹自身は気乗りがしない企画で疲れたようでした。
私はちょっと興味はあったけれど、今回は母がいるので論外です。
送迎バスで、ホテルまで3分ほどで着きました。

ホテルは「夢みさき」。
女性をターゲットにしたようなイメージがあったし、花好きの母には喜んでもらえると思い決めました。
可愛らしいホテルで、アロマでしょうか良い香りがしていました。
道を挟んだ反対側は海です。
妹の願いどおりのオーシャンビューで、母も上機嫌でした。
私達姉妹は、海岸を散歩しましたが、母は窓際から手を振って来ませんでした。
千倉は外海なのか、波が荒く感じました。
波の音は、ホテルの部屋からも聞こえるくらいです。
夕食前にお風呂へ行きました。
お風呂が充実していたし、私達姉妹はサウナもいれて10種類のお風呂に浸かりました。
もちろん、母は先に戻り、お部屋でくつろいでいました。
お部屋で食事となると、予算オーバーなので、レストランのプランでした。
私と妹は温泉でメイクも落としてスッピンで行こうとしたのに対し、母は化粧直しを始めました。
それを私達姉妹は眺めつつ、結局スッピンで行きました。
レストランは同じフロアなので、母にとっては好都合でした。
食事も食べきれないくらいで、私と妹はビールとワイン。
母も、巨峰のワインを飲みました。

翌朝、妹と早朝のお風呂に入り、着替えて朝焼けの中海へ。

千倉の海

母は、とうとう一度も海岸を散歩せず、窓の中から手を振っていました。
部屋に戻ると、朝刊を読んでいました。

80過ぎても、人前では化粧をし、ちゃんと朝刊を読む母。
私達姉妹は、そんな母の姿が嬉しかったのです。
妹と二人で、露天風呂に入りながら、連れて来て良かったとしみじみ思いました。
風呂場には、アロエ塩がありました。
私が使い、妹にもすすめました。
風呂に4回も入ったせいかアロエ塩のせいか、翌日はお肌がすごく調子良かったので、妹は売店にあったのなら買っても良かったと帰り道でつぶやいたほどでした。

また、行こうね。
今度は、「わかしお」に乗りましょうか・・・

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【2010/10/09 01:00】 | 旅行&お出かけ
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